
エチルベンゼン 室内濃度 指針値が10分の1に改定
健康と住まいを守る空気のはなし
こんにちは。札幌で住宅の空気環境や安心づくりをサポートしている Housing NeNe のゆかりです。
2025年1月、厚生労働省から「エチルベンゼン 室内濃度 指針値」の改定が発表されました。
これは、見えない空気の質が、健康や暮らしにとってどれほど大切かを改めて考えるきっかけになります。
エチルベンゼンとは?
エチルベンゼンは、塗料や接着剤、建材などに含まれる揮発性有機化合物(VOC)の一つで、住宅の内装に使用された材料から空気中に放出されることがあります。
健康への影響
以下のような症状が報告されています
- 目や喉の刺激、めまい、頭痛
- 長期的には肝臓や腎臓への影響
- 国際がん研究機関(IARC)では「グループ2B(発がん性の可能性)」に分類
2025年の指針値改定の内容
厚生労働省は2025年1月、室内空気中のエチルベンゼンの濃度について、以下のように改定しました:
旧指針値 | 新指針値 |
---|---|
3,800 μg/m³(0.88ppm) | 370 μg/m³(0.085ppm) |
この見直しにより、健康リスクへの配慮がより強化されたことがわかります。
出典:厚生労働省 室内空気中の化学物質に関する指針値(2025年1月)
私たちの暮らしにどう関係するの?
NeNeではリフォーム直後や新築のお住まいで「目のかゆみ」「喉のイガイガ」「子どもがぐずる」といった
ご相談をいただくことがあります。
実はこうした体調変化の原因の一部には、空気中の化学物質が影響していることもあるのです。
家庭でできる対策
- F☆☆☆☆などの低VOC建材を選ぶのは当たり前、今ではそれだけでは足りないかも知れません
- リフォーム後は2週間以上は、しっかりと換気を意識しておこなってください
- 家具やカーテンなどの素材にも注意が必要です
- 空気測定サービスを活用-気になった場合は、専門家に測定を依頼して数字で確認しましょう
NeNeの空気環境サポート
Housing NeNeでは、住まいの見えない「空気の質」についても、お一人おひとりに合わせたアドバイスと測定を行っています。
エチルベンゼンの室内濃度指針値の改定は、空気の安心が健康な暮らしの安心につながることを
示しています。
健康的で心地よい住まいのために、空気のこと、素材のこと、そして一緒に暮らす人のことを大切に考えていきたいですね。
Housing NeNe ゆかり