おはようございます!
少しブログの間があいてしまいましたが、今日はその理由と、そこから感じたことを素直に綴ってみようと思います。
左足が象さんみたいに…
実は、左足のくるぶしの骨にヒビが入ってしまいました。
気づいたのは、出張から帰ってきた後。
ずっと違和感はあったのですが、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせながら、スーツケースを引いて現場をまわっていました。
でも…気づけば左足はパンパンに腫れあがり、まるで象さんの足みたい。
ちゃんと歩くこともできず、スーツケースのキャスターが松葉杖代わり。
周囲の方々にもずいぶん助けてもらいました。本当に感謝です。
回復に必要なのは、“ととのえる”力
そんな状態でも、不思議と「なんとかなる」と思えていたのは、
これまで自分が身につけてきた“ととのえる”方法があったからかもしれません。
まず意識したのは、体内をめぐる“水”の流れです。
細胞の回復には、水の質と流れがとても大切。
そのためにも、ただ休むだけでなく、
- 温める
- 時には冷やす
というエネルギーの遷移を意識しました。
冷やすのも温めるのも、極端になりすぎず、
「波のようにゆらぐ」ことが大切なんだと感じます。
また、あまり過保護にしないことも私にとっては重要でした。
痛みがあるからといって、すべてをストップするのではなく、
少しずつ、できる範囲で動かす。
からだは、ちゃんと“自己回復力”を持っているんですよね。
ただ、それを信じて待てるかどうか。
助けてもらうこと。感謝すること。
この期間に、たくさんの人に助けられました。
「大丈夫?」
「荷物持つよ」
「ゆっくりでいいよ」
そんな言葉に、涙が出そうになった日もあります。
素直に「ありがとう」と言うこと。
これはきっと、身体だけじゃなく、心もととのえてくれる“回復の力”なんだと思います。
回復にも波がある。それでも、上昇する螺旋を描いていけばいい
今回、足をケガしてみて、あらためて思ったのは――
回復には「波」があるということ。
良くなったと思ったら、また痛む。
腫れが引いたと思ったら、またむくむ。
一進一退のように見えて、不安になることもありました。
でも、それも自然なリズムなんですよね。
自然界のすべては“波”でできている。
水も、音も、光も、そして感情も。
その波が、螺旋階段のように少しずつでも上に向かっていれば、それでいい。
まっすぐじゃなくてもいい。ジグザグでも、時に立ち止まっても。
それでも確実に、からだもこころも、自分のリズムで回復していく。
「ととのえる空間」が果たすこと
そして、私の仕事――
「ととのえる空間づくり」とは、こうした“回復の波”をそっと支えることだと、今回の体験を通して再確認しました。
家という“場”が優しく包み込んでくれることで、
人は無意識のうちに呼吸を整え、感情を緩め、身体を修復していける。
波を否定せず、その揺らぎを受け止めて、少しずつ上昇のリズムへ。
それが、私が目指す「ととのえる住まい」の在り方です。
今このブログを読んでくださっているあなたにも、
何かしらの“波”があるかもしれません。
でも大丈夫。
その波は、ちゃんとあなたを未来へと運んでいます。
今日も、あなたのリズムが優しく整いますように。
いつもありがとう。