皆さん、こんにちは!
「家」や「住まい」という言葉は、日常的に使われていますね。
ですが、その成り立ちや背景に思いを馳せたことはありますか?
これらの言葉には、古代から現代に至るまで、人間と自然のつながりや、命を繋ぐ場としての意味が込められています。
本日は、「家」「住まい」「住宅」といった言葉を通して、住まいが本来持つ深い役割を紐解いてみたいと思います。
家(いえ)~命を守り繋ぐ場~
「家」という漢字は、「宀(屋根)」と「豕(豚)」から成り立っています。
これは「屋根の下で豚を飼う」という暮らしを象徴しています。
古代においては、命を支える基盤そのものを表していました。
つまり、現代における「家」も、単なる建築物ではないということです。
それは、人が命を繋ぎ、エネルギーを充電する場です。
改めて、私たちの暮らしを守る「家」が、どれだけ人間の生き方に影響を与えるかを、考えてみたいですね。
住まい~心と体が調う暮らし~
「住まい」という言葉の成り立ちも興味深いです。
「住む」は「人(亻)」と「中心(主)」で構成されています。
これは、「人がその場所を中心に生活する」ことを意味します。
そして、「まい(舞)」には、心が軽やかに舞うような安らぎのイメージが込められています。
つまり、住まいは、物理的な空間だけでなく、心と体が調う場であるべきということです。
自然と調和した空間の中で暮らすことで、人も自然の一部としてエネルギーを循環させることができるのです。
住宅~守られる安心の場~
「住宅」の「宅」という漢字は、「宀(屋根)」と「乇(保護)」から成り立ちます。
その成り立ちからも、住宅は「人を守り、安心を与える場」であることがわかります。
しかし、現代の住宅は、化学物質や人工的な要素の影響で、エネルギーが失われがちです。
本来の住まいの役割を取り戻すことが、これからの住環境づくりの鍵ではないでしょうか。
住まいを表すさまざまな言葉
日本には、住まいを表す多様な言葉があります。
それぞれの背景を知ると、住まいが人間にとってどれほど深い意味を持つかが見えてきます。
庵(いおり): 禅僧や隠遁者の簡素な住まい
棲家(すみか): 自然と調和した暮らしの場
邸宅(ていたく): 豪華で格式のある住居
隠れ家(かくれが): 心を落ち着けるための静かな場所
故郷(ふるさと): 生まれ育った懐かしい家
洞(ほら): 自然の一部としての原始的な住処
これらの言葉に共通するのは、住まいがただの建築物ではなく、命と自然、そして人とのつながりを生む「場」であるということです。
ハルモニア建築の視点
私たちが提唱する「ハルモニア建築」では、住まいを「自然の力と調和し、人生の流れを整える場」として捉えています。
それは、見た目や新しさだけではない、本質的なエネルギーの循環を生む空間です。
例えば、光や風、水、音といった自然のエネルギーが調和することで、そこに住む人々の心と体が調い、日々の暮らしが豊かになります。

最後に
言葉を紐解くことで見えてくる、住まいの本質。
つまり住まいは「命を守り、心を調える場」としての役割を持っています。
あなたの住まいは、心と体を調えるエネルギーに満ちた空間になっていますか?
住まいと自然のつながりを見直すことで、新しい視点が生まれるかもしれません。
では次回も、住まいとエネルギーに関する興味深い話題をお届けしますのでお楽しみに!
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この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。それでは、次回の投稿でお会いしましょう!
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